Detour

しばし...昭和にとどまらせて下さい...

2017年05月

五月五日はこどもの日。
そして男の子の節句です。

ショーウインドーに立派な兜が飾られています。
輪島塗のものです。
高級感が漂って素敵ですね。
家宝になりそなお品です。
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ちまきを買ってきました。
いつもは柏餅なんですが、今年はちまきにしてみました。

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カキツバタのお花が添えられています。
スッとした姿がちまきに似てますね。

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この前公園をお散歩したとき
ほんの少しだけカキツバタが咲いていました。

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まだ数えるほど...

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満開には少し間がありそうです。

笹の葉のお洋服を脱がせて裸ん坊にしちゃいましたよ。
お茶と一緒に...。

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コップも男の子の節句らしくお侍さんがい~っぱい描いてあるもので...

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大名行列みたいでとっても面白い。
ニッコーのものです。
これはちょっと前に自分で買ったもの。
このメーカーは馴染みがあって好きなものが多いんです。

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黄粉をたっぷりまぶしていただきま~す。

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笹の風味が口いっぱいに広がって爽やかで
美味しくいただきました。

主人と二人で「暮らしの博物館」へ行きました。
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昔の暮らしにまつわるものを展示してあるのです。
レトロ好きのわたしにはこたえられません。
主人ももちろん昭和の生まれで
そして考え方も昭和レトロな人ですからネ。
きっと好きなはず。フフフ


鯉のぼりが飾られています。
こんな飾り方新鮮ですね。
わたしは鯉のぼりにちょとした憧れを持っているのですが
なにしろ外に飾るには広い敷地が必要だし...
でもこんな感じで室内に飾るのも素敵です。
リビングの吹き抜けの所なんかに...
ってどうやって設置するのか....今さら鯉のぼり買うの?
う~ん。現実は厳しい(笑)

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金太郎さんが乗っかった大きな鯉のぼりもこんな風に飾られていますよ。
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博物館の中に
立派なお飾りがされています。
この前で記念撮影できるように、小さな子の着物も用意されているんです。
あと新聞紙で折った兜も。

わたしの子育て時代、狭いアパートの時はもちろん
家を建てた時も、こんな段飾りは持ってもいなかったし
飾る場所もなかったですから。
多分、今のマンション暮らしの若い方も難しいでしょうね。
それに保管も大変です。

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この前で記念写真を撮ると、とてもいい記念になると思います。

そして横には立派な仏間。

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二間続きの和室です。
昔の大きな(お金持ちの、笑)おうちの造りになっていますね。
小さい頃、お友だちのおうちに遊びに行った時
こんな風だった記憶があります。
そしてお仏壇の横に代々のおじいさんの白黒写真が飾ってあって
めちゃくちゃ怖かったのを覚えています。
悪い夢見そうでした(笑)

うちの端午の節句はというと
私たちが昭和レトロな水平釜のお風呂のアパートに住んでいたころ
突然、ものすごく大きなガラスケース入りの皐月人形が
主人の実家から、どど~んと送られてきて
飾るどころか保管するところもなく...
なにせ四畳半&六畳、押し入れ一個のスペースに
親子三人でギューギュー詰めに住んでいたので...
で、仕方なく梱包も解かずに
ベランダの物置の所にずっと置いておいたという....
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やっと自宅を新築して、飾ることができて
長男君のお友達を数人招いて遊んでいたのですが
........突然、
がちゃ~ん!というガラスが割れるすごい音がして
行ってみるとなんと
プラスチックバットを振り回して遊んでいた女の子のバットが
ガラスケースに当たって粉々に...(お人形さんは無事よ。)
その女の子のお母さんが半泣きで謝り続けてくれたのですがネ。

ケガもなくそれだけで十分だったのですが
その後の全員のテンションがマックス落ちたことは
間違いありません(笑)

それにしても
バットを振り回していたのも女の子だし
ビックリして泣きそうなのは男の子で
その当事者の女の子は意外とケロッとしていたような(そう見えただけ?)
そんな記憶が...あるような、ないような...


女子強し。


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昨日祖母の家から一つだけ持ち帰ってきたものがあります。

それはこのミシンの椅子
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空き部屋にポツンと置いてありました。
多分、電球を取り替えたりするのに使っていたのかな?

確か祖母の部屋にもミシンがあって
そこにこの椅子が置かれていた気がするのですが...

椅子の裏に落書きがされています。
多分これはわたしのいとこが書いたもの。
母のすぐ下の妹の子供が男の子二人のやんちゃな兄弟で
両親ともに仕事をしていたので
放課後、祖母の家に預けられていました。
二人でいたずらし放題(笑)でしたから...。
なんか、椅子にこれを書いている様子を覚えている気がする(笑)
違うかな?
あちこちに落書きしていたからね。フフフ
小学生の頃、このやんちゃな二人とはよく遊びました。

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二人の従兄のうちお兄ちゃんの方は30代のはじめに亡くなっしまいました。
婚約者もいたのですが...
ちょっと過労死?みたいな感じでしたね。

やんちゃな二人の姿を思い出します。
思えば祖母の家は
いとこたちの思い出の場所でもあるんですね。

中学生になる頃にはほとんど会わなくなり
次に会ったのは
私の結婚式に来てくれた時
大人になって背広を着て、おすましして挨拶してくれた二人を見て、
ものすごくビックリしたのを覚えています(笑)

この椅子...
どうするかはまだ決めてませんが
とにかく何十年も一人ぼっちだったから...

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お花を飾って
庭の紅葉の新芽を下に敷いて
お写真を撮ってみました。
もみちゃんと一緒に。

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実家に戻ってきてみるとすっかりさくらは葉桜に
初夏のさわやかさを楽しもう。

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前からお話ししてあった不動産屋さんに連絡して
だいたいの取り壊しの日程を決めました。
少し先になりそうです。


取り壊しの前に中を確認しておかなくては。
わたしはもうかれこれ30年以上祖母の家に足を踏み入れたことがないんですから
いったいどうなっているんだか...
ちょと怖いくらいです。

それに
母から預かっていた鍵が
果たして本当に祖母の家の鍵か?確認しないといけません。
もし、そうだったとしても、
鍵穴がさび付いてしまってちゃんと入らないかも...

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祖母の家は昭和の間貸し?かな?の作りになっており
主に女子学生さん数人が借りて住んでいてくれました。
あと幼稚園の先生とか、独り身の女の人たちとかかな...

でも、祖母が亡くなってしまった後は
たとえお家賃は安くとも、
もうほとんどこんな昭和な間借りに住みたい人もいなくなり
お貸しするのを止めていたのですが
その後、貸して欲しいという方があり
ほんの数年、誰かにお貸ししていたようです。
それもずいぶん昔のお話し。
私は嫁いで遠くに住んでいたので、全く知らない期間のことです。

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....一抹の不安とともに祖母の家に行ってみると...
鍵はあっていて、何とか扉は開きました。

祖母が亡くなってからお貸しするのに手入れをして
全く同じではありませんが...ほとんどわたしが知っている通りの造りでした。

祖母のお部屋の出窓...
ここによじ登って良く座ったものです。
ここにピンク電話が置いてあって
住人の人たちがノックをして公衆電話を借りに来ていました。
スマホ時代の今時の人では信じられないでしょう。

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画像加工で復元(笑)してみました...
そう、本当にこんな感じです。

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そして共同の台所。
こんな感じのガスコンロとガスの炊飯器が置かれていました。
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水道の所は全く変わってません。
ここで何人かのお姉さんたちがお夕飯を作っていた風景の記憶があります。

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淋しいのでママレモンたちに登場してもらいましょう。

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そして祖母と母の一番下の叔母が一緒に住んでいたお部屋。
押し入れなんかがもうリフォームされて無くなってますが
ほとんどこのまま。

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祖母はいつも頼まれて内職で和裁をしていました。
向かって左側に祖父のお仏壇があってその横に和裁台が置いてあって
遊びに行くといつも向こう側に座っていて
老眼鏡をかけて仕事をしていました。
加工してみます(笑)
本当にこんな感じ...
祖母と叔母とのつつましくて静かな生活が蘇ってきます。

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自分で加工しておいて(笑)
見ていたら、いろんなことが思い出されて
涙が出てきてしまいました。

祖母は本当におとなしい人で、あまり感情を外に出さないし
(母は誰に似たのかな〜、笑)
控えめなおばあちゃん...そんな感じの人でした。
でも、わたしが長男を生んだときは
本当に喜んでくれて目を細めて笑っていた顏を思い出します。
飽きずにずっと見つめていて
この部屋でミルクをあげたりしてくれました。

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祖母の事を思って涙する人も、
今はわたしぐらいしかこの世にいないかもしれません。
おもいっきり泣こうじゃありませんか。

ここを取り壊せばわたしの大きな宿題が一つ終わる。
でも、
祖母とそして認知症を患っている叔母の
思い出の場所が完全に消えてしまうと思うと
とても切ない気持ちになりました。

「全てに終わりはある。」
また一つ実感した日でした。



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主人が頑張って運転して、やっと実家に戻ってきました。
やはり三人で来ると交通費が全然安いんです。
しかし...遠い...また実感。

夜中に着いて、朝目が覚めたら雨でした。
雨の似合う町です。

玄関前のツツジが今年も白い可憐なお花を咲かせています。

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ただいま~
ツツジも咲いてます。
つぼみもたくさんついてます。

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運転で疲れて眠っている主人。
車の中でも寝ていて、またいくらでも寝られる次男君。
多分二人ともお昼頃まで寝てますね。

仕方がなので一人で朝ごはん。
昨日買っておいたプチクロワッサンとコーヒーだけです。
サイドボードから実家のお客様用のコップとお皿を出してきました。

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昭和の頃、けっこう出回っていた柄です。
あちこちで見かけました。
ニッコーのもの。

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葡萄の柄がクラシックですね。
深い藍色が好きです。

この柄を見ると実家に戻ってきたなぁ~って思います。
わたしが食器が好きなこともあるかもしれませんが
食器ってとてもいろんな状況を思い起させます。

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食べることにまつわるものって感覚的によく覚えているものかも...
人間も動物ですから~フフフ。

ほとんど使っていないにも関わらず
金彩が剥げてますネ。
長い年月って残酷。
使わなくとも傷んでしまうのなら
もっとどんどん使った方が良い。
わたしが使いましょう。できる限り(笑)

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おとなりのおうちの紅葉の新芽が綺麗です。

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ふと目をやると日めくくり格言集...
かなり前からここにかけてあります。
風景の一部となるくらい昔から(笑)
わたしはず~っとめくった覚えがないから
母がめくったのが最後でしょうね。
母も毎日はめくってなかったとは思うんですけれど。
奇しくも2日の言葉です。
「足る事を知る心に 喜びが湧く」
良~い言葉です。
でも、人間、欲が無くなったら終わりの気もするし...(笑)
わたしのような凡人は欲がなければ動けない~
まだまだ修行が足りないのかしらフフフ

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なんとなく...これを見ながら母にお説教された記憶が。。。フフフ
「良い事書いてあるよ~。これは」
って母が言ってたね。確か。

南天の新芽がだいぶ出てきました。

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なかなか予定通り動けませんが
ゴールデンウイーク中に
一つでも多くやるべきことを片づけなくては

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