六月になりました。
わたしにとって思い出のたくさんある月です。

前、泉鏡花記念館に行った時のお写真があるのでアップいたします。


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泉鏡花の生家の跡に建てられていて
小学校の頃まで過ごした場所です。

だからクリクリ頭の男の子が鏡花です。お父さんとの像なんですね。


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泉鏡花の小説は正直ほとんど知りませんが(笑)
「外科室」は印象的でした。

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(入り口、売店の部分は撮影可です。)



泉鏡花の幻想的な世界
わたしは頭の中がモヤモヤ~ンとしたタイプなので
何とな~く肌になじみます....
(言語不明瞭、意味不明瞭....)

売店でわたしの心象風景にしっくりくる絵本を見つけました。


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記念館の中でミニシアターを上映している所があって
いくつかのお話がありました。

その中に坂東玉三郎さんが鏡花の魅力を語っているものがありました。

とっても心に残る言葉があったので
何度か繰り返し見て(笑)
必死で書きとめてきました。


少し違っている部分があるかもしれませんが
わたしにとって大切な言葉となったので
ブログに残しておきますね(´▽`*)


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○o。.○o。.○o。.○o。.
泉鏡花先生の言葉の魅力というのはたくさんありますから...
(中略)
夜叉ケ池の中で白雪姫が
「懐かしい」、「うれしい」、「おゆかしい」便りを聞いた。
という言葉があるんですね。
「ゆかしい」とか「懐かしい」という言葉は
非常に素晴らしい言葉で...
わたくしも、鏡花と離れてですけれど
この世の中の美しいものを見た時に
「美しいな」と思う気持ちというのは
「懐かしいな」と思う気持ちによく似ていることを
改めて認識することがあります...
もうすでに「懐かしい」「ゆかしい」ということを
この世の中の、快い事の形容として使っていたということは
現代的でもあり未来的でもあり
過去になかったことなんじゃないかと思います。
○o。.○o。.○o。.○o。.


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わたしが懐かしいものを求める気持ちというのは
美しいものを求める気持ちに似ていたんだな...
そして
年齢を重ねて、体が動けなくなっても
懐かしい事を思い出す時には
美しいものに出会える気持ちになれるということは
とても救われる気がしました。


で...
マスキングテープのガチャがあって...
わたしはガチャなんて一度もしたことはないのですが...


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鏡花の銅像に、そして次男君の小さい頃にも似ている
この坊やの気持ちが乗り移ってしまい...


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なんと、二回もガチャしてしまった...
最初白い方が出て、どうしても黒い方も欲しくて...
(二回で終われて良かったとも言えるカモ)


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そしたら買うつもりだった絵本「化鳥」を買う予算がなくなってしまった...バカ(´・c_・`)

 


この木は何の木なのかな?...何とも趣のあるお花
記念館の入り口に咲いていました。



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この木の四季の姿が知りたい。

そして鏡花の世界に再び触れたいので
また訪れたいと思います。
(絵本も買いたいし...)


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