↑この記事の続きです

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母の意識は戻り
家族の顔はわかり、話もできるのですが
記憶が途切れ途切れで
もうとっくの昔に亡くなっている
おばあちゃんのことを
「どうしてる?」
と聞いたり

父が亡くなっていることも
最初は忘れていて

認知能力は
曖昧でした。


体も全く動かない訳ではないのですが
自分で寝返りもできない
厳しい状態なのを
思い知りました。


目が覚めてみたら
全身の自由が奪われていたという状況だったので
初め認知能力がぼんやりした状態だったのは
むしろ救われました。

OI005190


自分が倒れて入院しているということがわからず

「どうして回りの景色が変わらないんだい?
船の中にいるからだろ?」

「今、船旅しているんだろ?」

とよく言ってました。

今思えば
ゆらゆらゆれているようにも
感じていたのかもしれないです。

OI005183


意識不明になる前の母は
ほぼ前の通りの母で

自分が倒れた瞬間のことも
しっかりと覚えていて
「買い物していて、あら?なんだか体に力がはいらない...と思ってたら
フラフラ〜としたんだよ。」
と言っていました。

だから知識のないわたしは
それ以上
意識の面で悪くなるとは
思っていなかったのですが


くも膜下出血後の
血管の攣縮は激しく
意識不明になり
(高齢のうえ出血が多かったためらしい)
色んな面で
重大な後遺症が残ってしまったのです。

OI005186



仕方ないことと思いましたが
母はリハビリをしたがりませんでした。

だから少しでもと思って
リハビリに
毎日付き合いましたが

失われたものは大きく
悲しい限りで...


けれど
食べる練習も始まり

車椅子に乗っていられる時間も
だんだん長くなりました。


徐々に自分の体か
前の状態でないことが
はっきりとわかり始めた母は
感情が乱れることが多くなってきました。





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