↑この記事の続きです。

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面会に行く度に

母が倒れた時
持っていたショルダーバッグや
棚の中にあった
アクセサリーを包んだハンカチなどなど

色々と持っていきました。


このバッグは
未だに処分できません。

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まだらになってしまっている記憶と
認知能力を
戻すきっかけにならないかな~と思い


母は良く覚えていて
「あ~。」
と笑顔で声をあげていました。



手先は少し動くので

バッグに入っていたポーチのチャックを
スーっと開けたり

ハンカチの結び目をほどいたり
何気なくできました。

いつもの、普段の
仕草、感覚、
それはしっかり残っていて


まだまだ潜在能力は
あるのです。

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でも
途中で無口になって
手を止めてしまったり...

感情の起伏は激しくなっていました。



リハビリ室に行って
初めは調子が良くても
だんだん無口になり
自分の殻に閉じこもってしまったり...


突然不自由になってしまった
自分の体に対する
絶望感があるのでしょう。

当然だと思います。

自分だったら
どうなってしまったか...

母のようでいられたかどうかさえ
自信ありません。



しかしながらリハビリは
本人がやるしかないのです。


せめて寝返りだけは
できるようになって欲しい。

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夕方寒くなって
カーディガンを着た私に
母が
「ゆりえ、もういい。帰りなさい。
風邪引くから。」

心配そうに言った顔は
昔のままの私を心配する顔でした。


悲しかったです。


前のしっかり者の母は、
子供のようになってしまった母の中にも
確かに存在している。


やはり良くなること
(少しでも生きやすくなること)
を信じて
付き添ってあげようと思う。





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