母に言われて行った数々のお稽古の一つに「英語」がありました。
確か小学校の4生の頃だったと思います。
これはまず先発隊として私だけが行きました(笑)
いつも妹とセットだったのですが
わたしの学年からしか入れなかったのです。
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わたしと妹の放課後を心配した母は
とにかくいろんな習い事を聞いてきました。
多分お客さまとか、生地屋さんとか...
母の心配がゆえの「おけいこジプシー姉妹」ですね。

当時英語を教えているところなんてほとんどなくて
そこも今の英語塾のような所ではありません。
クリスチャンの施設のような所で大学を出たか出ないかの若い先生たちが
文法とかは一切関係なく
ほとんど日本語を使うことなく最初から突然、全て英語授業をするんです。
う~ん、そう、授業というような堅苦しい感じでもないんですが...ちょっとホームルームみたいな雰囲気。
 
なんどか面白そうで、珍しくて、わたしもいつになく乗り気でした。

やはり自宅からは少し遠くてバスに乗ります。
その英語塾のあった場所に出向いてみましたが...
当然というかなんというか
建物の場所はこのあたりに間違いないのですが
多分ここ...ってくらいしかわからなくなってました。
この右側の茶色の建物のような気がするのですが...
違うかも...
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通りをはさんで反対側のこの部分が小さな公園みたいになっていて
ぶらんこや遊具が少しがあった気がするのですが...定かじゃありません。
でも確かに小さな公園で、授業が始まる前とか終わった後とか
皆で遊んだ覚えがあります。
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この川というか水路は昔からあって、今は綺麗に整備されてしまいましたが
前は柵なんかなく、水路の反対側に小さな中州があって
そこに飛び移ったりしてスリルを楽しんでました(笑)
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こうしてみると結構な水路ですね。
昔はもっと浅くてほとんど水底が見えていた気がするのですが
それも定かじゃありません。

たった一つしっかり覚えているのは
中州に飛び移って遊んでいる時、失敗して
パンツまでびしょ濡れになったことがありました(笑)
運動神経ゼロのくせに少々お転婆なところはあったかもです。
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ここで初めてハロウィンを知りました。
もう40年以上前のことなので、そんな行事は全く日本では浸透していませんでした。
本当に珍しくてワクワクしたものです。
若い先生たちが大きなカボチャをくり抜いてランタンを作ってくれて
お部屋を暗くしてろうそくを立ててくれた時の
不思議な異文化に触れた感動を今でも鮮明に覚えています。
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そして生徒たち一人一人に先生がEnglish name をつけてくれるんです。
先生の独断での命名です(笑)
そしてそこにいる間はずっとその名前で呼び合うのです。ちょっとオシャレじゃありませんか?
先生が「じゃぁ、来週皆さんに名前を決めてきて報告しますね。」
って言われた時はワクワクドキドキしました。
どんな名前かな??って

....そしてその当日
順番に名前が告げられました。
Grace、Mary、Tom、聞きなれた素敵な外国の人のお名前が次々と..
そしてドキドキわたしの番
 「Sandra」
は?なにそれ?
サンドラという聞きなれぬ響きに一瞬  え~っ???
何それ?聞いたことないし、変な名前
あの時の衝撃は忘れられないよ~
何だか意地悪な役の女の子の名前を命名された気がして(笑)
家に戻って母にその名前をがっかりしながら報告すると
「ん?何そのサンダワラって?米俵みたい。」
って大笑いされて、テンションマックス落ちました。
今、聞くとシャープでできる女風の名前ですけどね。
昭和の小学4年生には受け入れることなんてできなかったな(笑)
それにしても
こんなことばかりしか覚えてません。
英語は全く上達しませんでした。
2年くらいでやめてしまった気がします。

ただ大学は英文科に進みましたがね。
英語が得意だったわけではありません。
そこだけが合格したからです(笑)
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この木はその頃からあった気がします。
このカーブの具合がなんとなく記憶の片隅に...
確か上ったことがあるような...ないような...
いや、ありますね。絶対(笑)


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