Detour

しばし...昭和にとどまらせて下さい...

カテゴリ:あの頃 > 小学校

母は小さな洋裁店を経営していたので365日仕事です。
生まれた時からそうだったので
わたしたち姉妹は特別なことだと感じてはいなかったのですが
あの時代、家にいるお母さんが多かったせいか
母は母なりにわたしたち二人の放課後を心配していたようです。
P1011304
祖母がいたので鍵っ子(死語?)ではありませんでしたが
祖母はそんなに口うるさいおばあちゃんではなかったので...
学校から帰ると好きなだけおやつを食べ、
夕方まで外で遊びほうけて(笑)
好きなテレビを続けさまに見て
眠い目をこすりながら宿題を...
多分あの頃の普通の小学生の生活だったのかもしれませんが
母は目が届かない分不安だったのでしょう(笑)

わたしが小学校高学年のある日突然
「塾に行きなさい。」
と突然言い渡されました。

もちろん二歳違いの妹もいつものようにセットです(笑)

母は何か決める時、いつもこのパターンで(絵の教室の時もそうでしたが、笑)
私たちには一切相談なし。
商売をしていて、顏がわりと広かった母は
誰かに聞いて勝手に決めてくるのです。

その塾は少し遠くて、バスでいくつか乗り、
小学生が歩くにはふさわしくない、ちょと飲み屋さんの多い
細い商店街を5分歩いたところにある塾でした。
自宅の周りにはほとんど塾なんてない時代です。
P5201716

塾が終わる頃、店から帰る母と待ち合わせてバスで帰ったりしてました。
あの頃の地方都市の小学生には珍しかったでしょうね。
もう暗くなったバス停で母と待ち合わせて帰るのは...
でもわたしたち姉妹にはそんなに違和感はありませんでした。
子供ってそんなものかもしれません。
P5201718
街中にある塾でしたが、その近隣の子供たちが多く通っていたので
ちょっと新しい世界が広がった気がしましたよ。
わたしの住んでいる地域は住宅地で
その頃は田んぼや畑も残っていてのどかなものでしたから
本当の街っ子たちは、ちょっと大人びて頭が良いような気がしましたよ(笑)
この急な流れの小さな川の音が聞こえてくる曲がり角に来ると、
もう塾がすぐそこなんです。
ゴウゴウとけっこう大きな音をたてて流れているんです。
憂鬱な気持ちが高まってきますね(汗)
P5201815
このブログを書き始めてわかったことなんですが
わたしは川や水路の水の流れる様や音が記憶を呼び起こしてくれるんです。
記憶だけではなく、すっかり忘れていた遠い遠い感覚や、感情までも...
わたしの住んでいる地域は川や水路が多い地域なので、
特にそう感じるのかもしれませんが...

さあ、思い切ってこの角を曲がりましょう。
あ~、見えてきました。ありました。
なぜでしょうこんなに時間が経っても、もうあの塾で勉強しなくちゃいけないわけでもないのに
あの時のいや~な感覚が胸の奥に甦ってきますハハハ...
BlogPaint
この信号まで来るともう目の前なので諦め、というか腹が座るんですがね。大げさ(笑)
BlogPaint
昔のままです。一階が塾で、二階が先生のご家族が住んでいらしたと記憶しています。
でも、もう、どなたも住んでいらっしゃらない感じですね。
BlogPaint
この扉を開けると畳のお部屋に長机が置かれていて寺子屋みたいになってます。
そこで宿題をしたり。プリントを頂いて丸をつけてもらったり、
最後に先生の授業があったり...当時としては革新的(笑)
P5201723
2~3年通ったでしょうか...
基本、塾に向いている姉妹じゃありませんでしたし(笑)
案の定、妹が真っ先に大胆にさぼり始め、
わたしだけが仕方なく残り、そのうち二人とも辞めてしまいました。
ここでも妹は嫌なものは嫌なのでした。
P5201722
でも、思うのですが
わたしも母と同じように息子たちにはお稽古を勝手に決めて、押しつけた感がありますね。
水泳、空手、サッカー、バスケット、etc
母が勝手に決めたお稽古に嫌々なのか何なのか
訳も分からず通っていた自分がいたのも忘れちゃったんですね。
本当、身勝手なものです。
今頃実感してます。ゴメンね(笑)


よろしければクリックお願いいたします^^


にほんブログ村

この前の「ぼくの絵わたしの絵」で思い出したんですけれど
わたしは小学校の3,4年生の頃
絵の教室に通って...いや通わされていました。
誰って、もちろん、母に(笑)
あのたった一回の入選で気を良くしたんでしょうか?
絵の才能があると思ったんでしょうかね。
P1011251
うちは共働きでわたしと妹は俗にゆうおばあちゃん子で鍵っ子(←今言う?これ。死語?)
母の仕事は自営なので土日も関係なかったし
父は会社お休みのはずなのになぜかいなかったし(笑)
むしろ皆さんがお休みの時ほど母は仮縫いなんかが入っていて
ますます忙しかったんです。

ゆえに教養+暇つぶし+非行防止?に
けっこう当時としては習い事が多い方でした。

その一つがこの日曜日の「絵の教室」
妹と二人でバスにまで乗って通わされて通っていました。

急に思い立って訪ねてみたくなりました。
もちろんピンポンしませんよ(笑)
ただ、行ってみたくなったんです。

実家からバスで15分くらいの所です。
皐月晴れに誘われて出かけました。


バス停を降りると、大きな病院があります。
工事中ですね
わたしが絵の教室に通っていたころからもうゆうに40年以上は経ってますから
もう全く昔の建物とは変わっていて当然。
BlogPaint
この緩やかな坂を上って子供の足でも10分足らずの所でした。
BlogPaint
道の端に水路が流れてます。
確かその頃もこの水路を見ながら通ってました。
記憶って蘇るんですね。こんなささいなことでも
すっかり忘れていた光景ですが、水の流れを見ながら歩いていると
その頃の自分の感覚がまだ自分の中に残っているのを感じます。
P1011228
この水路の左横の景色はまさに取り残された空間。
わたしの記憶でも古い建物だったような気がするのですが
もう廃屋っぽいですね。
P1011237
けっこうお年を召した小学校の図画工作の
男の先生が教えて下さっていたのですが
私の記憶の中では絵の先生というより学校の先生というイメージが強いです。
ちょっと怖めの(笑)


わたしの中で、絵の先生は
幼稚園の頃、母に連れられて行った山の中のアトリエみたいな所。
そこにいらっしゃった絵の好きな独身の絵の先生。
多分、今の私くらいの年齢の女の人だったと思うのですが

「トンボ」...みたいな....そんなお名前がついていたお教室だったと思うのですが
広い野原の中にある木でできた開放的な建物があって
子供たちが中でも外でも自由にお絵かきしていた
素敵な場所でした。

わたしはそこで絵を習うことがありませんでしたけど
とても印象に残りました。
なぜかそこで絵を描いている自分が思い浮かべられるんです。

お顔も全く思い出せないのですが
その方の雰囲気とか、お話しの仕方とか
普通の女の人とはちょっと違う...
自由でファンタジーで感覚が研ぎ澄まされているような
芸術家というか...全体に流れていて空気感が
妖精のように素敵で印象に残りました。
P1011236
わたしは今だにこんな子供じみた性格なのですが
その頃は本当に子どもでしたから(笑)
ますますぽわ~んとしてましたし
母によって変に大人びた部分を植え付けられていたので
バランスの取れない変な子供でした。
ゆえに
今、習っているこの絵の先生はなんだかちょと違う...芸術家っぽくないなぁ...
なんて感じていましたよ(笑)
P1011245
広いとはいえないおうちの中で何人もの大人も子供もいて
真ん中におかれた花や果物や静物を描くんです。
そして最後に先生が指導というか手直ししてくださるんですが
へたくそだったわたしは
まるで添削されているような気分に陥ってました(笑)

わたしはほんの1~2年でこのお教室は行かなくなってしまいましたが
その後この先生は小学校で校長先生まで勤められ
画家としても活躍されたと聞きました。
順風満帆な道を歩まれたのでしょう。



おお、何だかレトロな雰囲気のお店が...
P1011248
こ、これは..あまり記憶にありませんが
私たちが通っていた頃からあったお店に違いありません。
P1011249
う~ん、まさに昭和レトロ
メニューをチェック...
必ず一度食べにこよう...でも早くしないと無くなってしまうかも...
P1011231
このあたりは大学生が多い地域だからお客さんは大学生が多いのかな...
ここにはまだまだ昭和レトロな学生さんがたくさんいそうな気がしてきました。
BlogPaint
この道の突き当りまできてしまいましたよ...
ん?とするとこの手前の細い路地を右折のはず...
BlogPaint
この曲がり角だったような記憶が...
ない...あれ...じゅあ一つ前かな...
P1011243
う~んやっぱり違うし
P1011244
初めに曲がった角のここだった気がするけれど
多分ここで、ちょっと石段みたいになっていた所を上って玄関になっていたから
もう無くなってしまって駐車場になってしまったのかもしれない。
P1011239
でも、なぜかそんなに寂しさは感じませんでした。

なんせわたしも妹も絵は全く上達しませんでしたから、
ただ幼心に姉妹だけでバスに乗って出かけていくのが
小さな冒険みたいで面白くて
それだけが記憶に残っているんですね。きっと。

道の途中で一緒の教室に通う一つ年下の男の子と仲良くなって
三人で寄り道しながら次のバス停まで歩いてみたりしてました。
P1011232
妹がずっとあとで、確か大学生の頃
「あの男の子が初恋の人だったかも...」なんてカミングアウトしてましたよ(笑)
たしかにお坊ちゃま風の可愛い子でしたね。


よく見ると、もう紫陽花が蕾をスタンバイさせてますよ。
ぼやぼやしていると紫陽花が主役の梅雨がやってきます。
外に出るのが億劫になってしまいますね。
P1011622
もっともっと記憶に残っている場所に訪ねていきたいですね。

もうこれで思いつかない...というくらいまで。


よろしければ応援クリックお願いいたします^^


にほんブログ村

実家の二階のわたしの部屋からまたこんなものが発掘されました。
絵です。わたしが描いた絵。

小学校2年生の時の絵です。

お題は「たのしいゆめ」...ふ~む
P5171494
古びたアルミの額に入ってました。
P5171486
何となくあるのは知っていたんですけどね。
しみじみ見たのは初めてかも

実はこの絵は選ばれて「ぼくの絵わたしの絵」という地方のテレビ番組に出たんです。
もちろん市内の小学校の中からという狭めの地域からですよ。
でも当時、そこそこ名誉なことでした(笑)
家族みんな喜んで、放送の日に
テレビの前に揃って座って見た記憶があるんですが...
10秒くらいで終わりました。

その時のナレーションが絵の裏に書かれています。
BlogPaint
『子人(小人の間違いですね)のくにのけっこんしきのえです。
みんなうらやましそうにみています』

たしかサササっと読まれてお終いになりました。

小人さんの結婚式の夢を見たんですかね...
当時の小さい女の子はお嫁さんに行くのが夢だったかも...
今そんなこと言う小学校2年生いますかね...

ところで...この絵...うまいですか?
正直、自分ながら別に誰でも描ける、
平凡な何の特徴のない絵のように思うんですけど(笑)
当時も子供心にそう思った覚えがあります。
「え?なんでわたし?」

では
細部を検討してみましょう(笑)
小人さんの新郎新婦が兵隊さんに護られて行進してるみたいですね。
P5171495
絵に全体的に黒い斑点が飛んでいるのは、どうしてかはわからないんですが
テレビの放送から戻ってきた時こうなっていたんです。

なぜか教会です。釣鐘があって、街灯が光っていて
お月様とお星さまが出ている。ナイトウエディングという設定みたいです。
そこはちょっとオシャレで革新的発想ですね。
P5171496
右側には三つ子ちゃんが桜田淳子ちゃんがしていたような
エンゼルハットみたいな帽子をかぶってますね。
これは可愛いです。わたし的にはポイント高いです。
P5171497
左側にはお母さんに連れられた二人の男の子が喜んでいます。
「イエ~ィ」のポーズしてます。
P5171500
この感じもいいですね。脇役はしっかり描けてます(笑)
この三人は未来の自分たちですかね。
真ん中のお母さんは自分で二人の息子を連れてますから(笑)
イエ~ィのポーズの方は長男君でまん丸顔のおとなしそうなのは次男くん
不思議と似てるわ...予言の絵かしら?...こんな目線で見ると感慨深いです。

いやいや当時はオレンジのドレスの花嫁さんが自分でしょ
とすると黄土色の服着た新郎は主人ですかね(笑)
主役の衣装の色のセンスがいまいちですねぇ。
当時もそれは気に入らなかった覚えがありますよ。
さすが洋裁店の娘(笑)

そして極めつけはこの絵といっしょに額の中に
こんな写真が隠されて?いたんです。
多分、母が入れたのではないかと思うんですけどね。

こんな風に画用紙と重ねて隠して(笑)あったんです。
かなり大判の写真です。わたしの写真(爆笑)
メチャクチャ綺麗に撮れてます。
なんせわたしのお見合い写真だったものですから(笑)
引き延ばしてあったんですね。何のため?(笑)
BlogPaint
主人にもお見合い写真はこれが見せられたと思うのですが
実物よりかなりよく撮れているので
最初会った時、ビックリしたでしょうね...ハハハハ...
そういえば何かの時
「お見合い写真は5割増しと思って間違いない。」
って言ってましたっけ(笑)
そう。まちがいないね。それは(笑)

それにしても
スカートの柄が素敵でしょ?
母が高級なシルクの余り布で作ってくれたんですよ。
当時母の一番のお気に入りの作品でした。

今でも家にあります。
もう入りませんけど(笑)

よろしければ応援クリックお願いいたします^^



にほんブログ村

小学校の頃のさよなら帖が出てきました。
どこかにあるのはわかっていたのですが...

懐かしいです。
こんな大作を書いてくれてる子もいます。

右下の大きなお目目の女の子はわたしの中学生スタイルという大サービス

BlogPaint


あの頃「あべ静江」さんが大流行。
水色の手紙、コーヒーショップで、突然の愛
ずらり懐かしいヒット曲で飾られています。

BlogPaint

あべ静江さん...すごい美人でした。
子供心に綺麗だな~好きだな~美人っていいな~って思ってました。


水色の手紙の時の独特のマイクの持ち方をみんなで真似して歌ってました。

みんなあべ静江さんが大好きみたい...あちこちに書いてありますよ。
BlogPaint
自作のローマ字のサインもさよなら帖定番

「藍美代子」さん懐かし~

BlogPaint
みかんの花咲くころ...透き通った声が印象的でした。
「青いミカンが実った♪ ふるさとの丘に~♪」
うん、歌えるね、まだ(笑)

お約束の「山口百恵」さん、「麻丘めぐみ」さんも
不動の人気がありました。

左下のイラストはわたしらしい...似てるかもです(笑)
母の好みで広~いおでこを全部出してました。
BlogPaint

そしてとても大人っぽく、綺麗に書いてくれたもの...
BlogPaint
とても美しい詩、挿絵
万年筆で丁寧に書かれた字
今見てもちっとも古く感じません。
BlogPaint
いろんなことがありましたが
最後のご挨拶にこんな風に書いてくれて
感激です。

今になって...「本当にありがとう」って言いたくなりました。



にほんブログ村

このページのトップヘ