母を介護していた頃、車を手放してから
わたしの日常生活は
ず〜っと何年も
歩きか自転車だけれど
年齢ゆえか?
傾斜の強さゆえか?
この坂道を登るのは
いつもしんどい(-_-)
写真では分かり辛いけれど
前に見える木は
建物の10階くらいの高さがある木で
いつからここに立っているのかな?
最低50年は経ていそう。
この辺りのことは
何でも知ってるよ、
って顔をしている気がする。
この木に見守られながら
皆、坂を登ります。
この坂を登る時
なぜかいつも
悩み事が頭をぐるぐる回っていて
荷物もいっぱい持っている
そんな悲惨な状況の時がほとんどで
「人生、常に上り坂やなぁ…」
なんて
この日もすごく憂鬱でしんどかった。
そしたらこの古〜い建物のどこかから
合唱が聞こえてきて…
耳を澄ますと
ウェルナーの野ばらでした。
あまりにも有名
音楽の授業で
合唱した記憶もある。
好きな調だけれど
この時、坂道を登りながら
聞いた野ばらは
今までで一番
染みたなぁ…(p_-)
古き良き曲には
癒やしの力があるんだって
しみじみ感じた次第です。
その後
草むらの中、
雑草に負けずに咲いていたバラの花を見かけました。
そう陽も当たらない場所…
虫にもいっぱい食われてそう。
一重咲きのピンクです。
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和菓子の「バラ」です。
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和菓子の「バラ」です。
華やかなバラというより
清楚なバラ
中は白餡
一重咲きの野バラを模しているのかな…
和のテイストが感じられる可愛いバラです。
強さを秘めた可憐なバラ
バラ園や公園に咲いている
華麗な園芸種ではない
野に咲く
素朴なバラに
会いたくなりました。
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