一月ももう終わりです。
湖の近くにある建物の中から撮りました。
凍てつくような冬の黄昏時
一枚の絵のように綺麗で物悲しいです。
ここ10年くらいわたし達家族にも色々なことがありました。
どんな事があったとしても
わたしはわたしなりにコツコツ自分の世界を築いてゆくべきだったのですが...
できませんでした。
体調を崩して家に閉じ籠り状態。
自分がどう過ごしていたのかよく思い出せないです。
空白の10年
気がつくと50代もかなり過ぎていました。
一見平凡なわたしの人生ですが
いろいろな事がありました。
当たり前かな。
何もなくなってしまった畑に
一羽の白い鳥
母が80代で体調を崩し介護がはじまりました。
人の世話になるのが一番嫌いだった母が
介護を受ける身になりました。
わたしの知らなかった母がそこにいます。
サギでしょうか。
透明なくらい真っ白
孤独で美しいですね。
今までわたしはどうありたかったのか?
でも、どうしてそれができなかたのか?
そしてこれから先...
なぜか思い入れのある昭和を振り返ることで
探っていきたいのです。
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2016年01月
一度は...行っておこう。東大
前、東京に行った時主人と
「一度くらいは見とかないとね。」ってことで
東大に行ってみました。
わたし達夫婦、息子達、そして親戚縁者には全くご縁のない大学なんですけどね(笑)
中にいる人は全員頭脳明晰そうに見えます。
先入観?
東大の学生さんだけでなく、修学旅行とおぼしき高校生とか
近所の人とか、わたし達みたいな観光客の人とか、etc.
色んな人でイッパイです。
建物のパーツ一つ一つがクラッシック
こんな伝統ある校舎、広いキャンパスで勉強できるなんて素敵です。
わたしって学生時代勉強しなかったなぁ
ふわふわした女子大生でした。
一番勉強熱心だったのは小学校の時かもです。
なんでしょうか、それ。
これからでもいろんな勉強できるのかもしれないけれど
やはり学生時代に勉強すべきですね。絶対。
当たり前ですね。今さらです。(笑)
なにしろ、目が衰えて...それが一番ネックかも
自分が老眼になる日を二十歳の時は想像できませんでしたよ。
...でももしかするともっともっと老の道は長いんです。
母を介護しているので実感してしまう。
今日が一番若い日なんですから。
テレビで何度か見た安田講堂もみました。
実際見てみると何となくイメージとは違ってました。
思ったよりこじんまりしてるんです。
そんなものかもしれませんね。全て。
言わずと知れた赤門
本当に赤いんです。
赤門の横に八朔?ん?何か柑橘系の果物がなってます。
なぜか一番印象に残りました。
東大が身近に感じられたんです(笑)
東大にも八朔(笑)
この風景が一番好き。
知性が奥へと吸い込まれていく...
今度生まれてきたら、男でも女でも
一生懸命勉強して東大に入りたいなぁ、神様(笑)
きっと日本のお役に立つ人間になりますからフフ...
頭脳パン食べないとね...
東大は銀杏並木が有名らしいです。
今度は秋に訪れたいですね。
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頭脳パン
デパ地下の食品売り場の一角に
懐かし食べ物が売っているワゴンがあります。
そこにありました。コレ↓
知ってる~これ
それともわたしの地域だけの懐かしパンなのかな?
でもそんなに飛び切り美味しかった記憶はないんです。
たしか普通のブドウパンなのよね。確実に(笑)
前ウエハスサンドを買ったワゴンでまた出会いました。
なんでしょうか??「頭脳パン連盟」って(笑)
このキャラクターの博士...あまり頭良さそうに見えないような気が...
可愛いけどネ...
そして説明書きがスゴイ
頭脳パンを毎日食べてよく勉強して
優秀な成績をあげてください。
そう。そうでしょね。
食べて、そして勉強しよう...というパンなんです。
味じゃなくて、ネーミングが面白くて印象に残っているパンなんです(笑)
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昼下がり...ストーンウェアのポットで
今日は母の所に様子を見に行くのをお休みしました。
あまり無理しない...と決めたんです。
わたしが無理してるなんて誰も思わないもんね(笑)
自分を大切にしないと母も大切にしてあげられない。
午前中溜まりに溜まった用事を片づけ
お茶にすることにしました。
古いストーンウェアのポットとカップ。
他にもいろいろなアイテムがあったのですがかけてしまったり、行方不明になったり...
ぽってり分厚い食器です。
ん?何か気配が...外で音がする...
ニャンコです(笑)
大きなネコがこちらをガン見してる...
いつも夜中ガサゴソ音がして怖くて目が覚めてたんですが
君だったんだね(笑)犯人判明。
にゃんこのいる昭和な風景です。
ほっこり
ところで...食器、上から見るとこんな感じ
暗いベージュに茶色のラインが
シンプルなデザインです。
電子レンジもオーブンも使える丈夫なものです。
お茶が冷えたらポットごと電子レンジに入れて温め直せて便利。
繊細じゃないけれど、色も形も好きです。
APOLLO STONE ってあります。
昭和レトロですが有名なメーカーのものではないのね。
だいぶ使ったので貫入が入ってます。
そこも良い味。
昔からある近所のお菓子屋さんで和菓子を買ってきました。
一人だけれど一応2個
うぐいす餅と桜餅
フフフ...わたしにとっては黄金の組み合わせ。
実家の食器棚のすみっこにあった小さな素朴なお皿
うぐいす餅をのっけて濃いお番茶と一緒に
ポットコゼーもないし...大好きなハンドタオルをかけて保温しちゃお。雑?
ニャンコまだいる。知らん顔してる(笑)
桜餅は明日食べよう...
でも今日中に食べてしまう予感がするわぁ
こんな午後が本当は一番リラックスできる
これが幸せなのかな...
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ポーズ人形...ルリちゃん
凛として
白い椅子に座っている
「ルリちゃん」
おすましさんです。ちょっと女王様キャラかな?
なんとなく「ルリちゃん」って気がしたのでそう呼んでます。
ミモザちゃんと一緒の倉庫で4、50年眠っていました。
同じ会社のもののようで同じ柄のお箱に入ってました。
ハイネックのシースルーのレースのブラウスを着て
首元に真っ赤なおリボンしてますよ。
貴族的オシャレ?
指の表情も繊細に作られてますね。
女らしい所作です。
白いハイヒールを履いてます。
でもふくらはぎはちょっとだけ太め?(笑)ゴメンゴメン 怒られそうですね。
ショートボブにおリボンとお花の髪飾り。
なんだか気が強そうですね。フフ
プライドが高いんですよ。
現実にいたら、もしかしたらちょっと煙たい感じの女の子かな...
でもこの年になればわかりますよ、ルリちゃん。
そんな女の子ほど根が純粋で繊細な部分があるんですよね(笑)
弱い所を見せないのがいじらしいんです。
何人かそんなお友達がいますよ。
しかし...本当の女らしさって何なのかなぁ?
50台もだいぶ過ぎて、随分長く女をやってるのにもかかわらず
......わからないです(笑)
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赤いホーローのポット
ずっと昔から家にありました。
赤いポットです。大きめです。
麦茶とか煎じ薬とか...煮出していた覚えがあります。
コーヒーポットだと思うのですがコーヒーに使われたことは一回も無いですね。
うちの実家はコーヒーや紅茶はまだ馴染み薄かったです。
母は「コーヒーは真っ黒で苦い飲み物だから体に悪い...。飲んじゃだめだよ。」
って意味不明な事を言ってました。
本気の顏でしたよ(笑)
TOKYO FUJI
って書いてありますね。
フジホーローという会社は今でもありあますけど...そこかな?
実家の茶の間から見える雪景色...
お隣の物干しがメインです(笑)
こんな寒い日は赤いホーローのポットから湯気が出ているのが素敵です。
やっぱりこの場合ガスコンロです。昭和的絵になりますね。
この前見つけたおぼんと一緒に置いてみました。
古い家に妙にマッチする古いもの達...
ほのぼのと存在感があります。
使われていたのを見ていたからそう感じるのかな。
他の方にはただのガラクタにしか見えないでしょうかね(笑)
わたしにはとても処分できません。
これを処分する時は自分の中で何かが終わり、変わった時なのでしょうか?
そんな時が来るのかな?いつか...
自分でもわかりません。
ほっこり温かい色合いです。
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おぼん
食器棚の隅からまあるいおぼんが出てきました。
ずいぶん長く実家で使われていました。
百合の絵が懐かしいです。
ちょっとしたお客様や親戚の人が来た時
祖母がこれでお茶を出していたのを思い出します。
もう取れない汚れもあるし、修理した跡も...
欠けたんですね。接着剤でくっつけてあります。
高価なものでもないのに物を大切にする時代だったんですね。
頂き物みたいです。裏に「美濃屋洋服店」の文字が...
母の商売関係の方から頂いたんですね。
それにしても電話番号が138番っていったいなんでしょうか??
多分それで電話が繋がった時代のものなんでしょう。
予想以上に古いですね(笑)
傷だらけです。
古い物ですが百合の柄はモダンな感じで古さを感じさせません。
たまらなく好きです💛こういうの。
実はこのおぼんが出てきたとき、もう一つ独楽のおぼんも出てきたんです。
だいたい同じ時期にずっと実家で使われていたもので
どちらか一つ残そうと思い独楽の方を処分してしまったんです。
後悔してます。
どちらかと言えば独楽の方が母は大切にしていた覚えがあるし
裏に何か文字が書いてあったのでそれが何て書いてあったのか...気になって
あのお盆でもう一度母にお茶を入れてあげればよかった。
わたしも断捨離...という言葉が気にならないわけではないんです。
持ち物を減らすということも大切なことかもしれません。
でも
やはり無理して捨てる必要なんて全くないな...と感じでいます。
自分が心地よいようにすればいい...
そう思っています。
あともう一つレトロなお盆が出てきました。
赤×緑という大胆な配色(笑)
昭和レトロ独特の色合わせですね。
決して上品ではないかもしれないけれどポップで好きです。
二枚微妙な大きさ違いであります。
きちんと重ねて片づけられます。
一瞬これも処分しようかと思いましたが
わたしの手元でもうちょっと活躍してもらえるかもしれません。
でも、わたしの代で確実におしまいです(笑)
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ポーズ人形...ミモザちゃん
お人形コレクションの一つ
昭和レトロなポーズ人形です。
オルゴールになっていて音が鳴りながらクルクル回ります。
曲はもちろん「エリーぜのために」です。定番。
ずっと倉庫に眠っていたのを譲っていただきました。
40~50年前の荷物と一緒にあったんですって。
いわゆるデッドストックですね。
やっと暗闇から出られたんだから、皆さんに見ていただかないとね。
お洋服はベルベッドです。
お袖と裾の白いレースが可愛いでしょ?
黄色のコサージュをつけてます。
この黄色からミモザのお花をイメージしてミモザちゃんという名前にしました。
昔、昔30年くらい前、大学を卒業してほんの短い期間お勤めしていた時
「みもざさん」というお名前の先輩がいらしたんです。
海外に赴任してらしゃったお父様が、その方が誕生した時、
ミモザの花が満開に咲いているのを見て、つけたお名前なんですって。
素敵ですね。
お花屋さんにはもうミモザのお花が出ていました。
温かな雰囲気を醸し出すお花です。
おっとり穏やかで上品な方でした。
それにしてもあの頃のわたしは、年齢のわりに幼稚で...
手の焼ける変な後輩だったかもしれません。いや、きっとそう。
恥ずかしいですね(笑)
お会いしたいですけれど無理かな...
連絡の取りようもありません。
ヘアスタイルも昔の女の子の憧れ
三つ編みをくるんと輪にしておリボンで止めてます。
ピアノの発表会みたいなかんじ?
わたしはオルガンは少し習ってましたけどピアノまでは習ってません。
憧れてましたけど...ね。
ミモザちゃんはわたしにとって冬のお人形。
あと何回一緒に冬を過ごせるかしら?
最初見た時このファンタジーな目が
わたしの持っている他のポーズ人形たちと少し違う気がしたけれど...
今は女の子の限りない夢夢しさが感じられて好きなんです。
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大寒...雪の日
久々に雪国らしく雪が降りました。
どんよりくもり空に降り続く雪
実家の玄関はガラスなので廊下から外の様子がうかがえます。
古い平凡な一軒家ですが所々作りはとても好き
四季折々自分の記憶のどこかにこの玄関の風景が残っています。
扉を開けると、
ほらね。もう出かけるのが億劫になるでしょ?
お手入れしてない植木鉢
こんもり雪が積もりました。
春まだ遠しですね。
こんな日、一人のお昼ごはんは
余って固くなってひび割れているお正月のお餅を使って
お雑煮でも食べましょう。
わたしの街のお雑煮はシンプルで
お餅と三つ葉くらいしか入れません。
昔は四角い切り餅を入れてました。
大きなのし餅をお餅屋さんが(近くの和菓子やさんがお餅やさんを兼ねてたり...)
暮れの31日に届けてくれて家族で切り分けたりしてましたね。
今頃は余ってかびの生えたお餅が必ずありました(笑)
みんなお餅にも飽きているし、見て見ぬふりをしてた気がします。
祖母が包丁でカビを削ったりしてましたね。ハハハ...
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実家のお台所
母の具合が悪くなってから実家のことはわたしが全てやってます。
実家の台所はまさに昭和レトロです。
母は10年近く一人暮らしをしていました。
確かに一人で住んでいると食事を作るのが億劫になりますが
元々母はお料理が特に苦手。
手料理をふるまう...そんなことは超苦痛そうでした。
母がキッチンに立っている姿はあまり記憶にありません。
休みなく働く母の代わりに
明治生まれの祖母が家事をほとんどしていました。
祖母はとっても料理上手だったと思うのですが
母はそれをあまり認めたがらなかったですね。
母と祖母=嫁と姑
御多分に漏れず仲が良くなかったです。
いや、悪かったです(笑)
母が入院してからもう一年半くらい経ちました。
ほんのたまにしか家には戻ってこられません。
母が拾った銀杏
ずっとそのままにしてあります。
母が拾ったのかな...
拾っている姿を思い浮かべると涙がでそうです。
もう食べられないかな?
ごちゃごちゃしてますね。
夕飯を作る時間になるとこんな感じです。
お隣とくっついて建っているので台所は南側なのに薄暗いですね。
このお台所を少しづつわたし好みの
昭和レトロなキッチンに変えて行こうと思います。
好みのレトロなお鍋や食器を使って...
基本土台が本物昭和レトロですから
簡単かな?(笑)
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