Detour

しばし...昭和にとどまらせて下さい...

2025年06月


今回実家には少しだけ立ち寄りました。

一冬越すと北国の家はぐっと年を取ってしまいます。
だから心配でした。



放ったらかしのシランが
満開で迎えてくれる。


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はにかんだような横顔が可愛いです。


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もみちゃんも倒れてないです(笑)

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グルっと点検した所
雨漏りなどの大きな難所の発見はなく


一番心配していた水道管の漏れも
多少あるにはあるみたいですが 
それなりに?大丈夫そう…
(…と信じたい)



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点検のドキドキが終わったら
ボンボン時計のねじをマキマキ



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いつもの景色を見ながら
ゆっくり座ります。



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え~っと
このカップラーメンは
いつ、わたしがここに置いたものかしら?



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半年前のことは綺麗サッパリ忘れてます…




買ってきた和菓子を…

百万石祭りにちなんだ
期間限定の練切りです。


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見たら買わずにはいられません。



姫の袖

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幼い珠姫さまの着物のお袖

白餡です。


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白いんげん豆の餡は少し癖のあるお味
お紅茶と



珠てまり


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紫陽花を思わせる紫色が使われていて
こちらは色合いがシックにまとまっていて素敵です。


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お馴染みの黒餡です。
コーヒーと。

こちらの方が私好み^^


時間差で両方ともわたしが食べました(笑)


和菓子を食べないと
帰ってきた気がしないのですよ。




お風呂を点検時
タイルの表面が剥がれ始めていました。


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前来た時は大丈夫だった気がするんだ…


今回はホテルのお風呂を使ったので
楽だったし快適でした。


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結局、叔母が亡くなってからは
掃除と点検のためだけに
実家に戻っているようなものなので
これってどうなの?と思えてきます。




この日は晴れて
窓やタンスの扉を開けて
空気の入れ替えが快適にできました。


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前のおうちのお元気だったおばあちゃん。
怖いほど年を取らない方でしたが
今回はお会いできず…

それどころか
業者さんのような方があたふた出入りされていて
何かあったのでしょうか…?


お隣のお兄さんもご不在なのか
車もなく
夕方ピンポン押してもお返事もなく
転勤されたのかな?


実家の近隣に住む方々も変わってゆきます。



☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚




二階の妹の部屋のクッション
両方ともわたしたち姉妹の洋服を作った余り布で
母が作ったものです。

もともと私たちの服は基本余り布で作るので
正確には余り布の余り布で作ったものです(笑)


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クッションの中に思い出が詰まってる。




確かリサイクルショップに引き取りを断られた
可哀想なグラス


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一つは花入れに持って帰ります。



謎の箱を開けると


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こんなに可愛い切子のグラス

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これも一客だけ持ち帰ります。


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今回は二階の箪笥の部屋に積まれている段ボール箱を
ほんの一部だけ開けてみました。


これ全部、母が残した余り布です。
まだ他にもあるんですよ。


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開けてみると
封印されていた昭和レトロな模様が飛び出してきます。



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少しだけ持ち帰ってきました。


こんな風に小分けにして
風呂敷に包まれているものもありました。


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中身は謎です。
お楽しみに。


まぁ、
最終的に布は燃えるゴミで捨てられます。


お友達から
家を壊す時、木でできた家具や燃えるものは
家の廃材と一緒に持って行ってもらえるから
あまり心配ないよ。

というお話を聞いたので
そんなに焦らず処分しなくても良いかな...

と思っています。


この家を壊して更地にするまでが
わたしの仕事のような気がしているのですが...




50年以上小さな空き地だった所は
家庭菜園になっている…

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奥のおうちに住む方が
変わったのかな?





今回ホテルを使って
その便利さと快適さを実感したし
古い戸建てを維持する経費や税金のことを考えると
その方がむしろ安いのでは?
と思ってしまったのは事実です。


でも、果たして実家が無くなってしまったら
この地に戻って来ることがあるのかな?
とも思います。


秋になったら長めに
一か月とかの期間で
実家に住んでみようかと考えました。


この年齢になったのだから
自分がしたいと思ったことをしても良いのでは?


いつ何時どうなるかわからない年齢です。


自分の気持ちをもっと大切にしていきたいと
病気をして強く感じたのです。


夏を何とか乗り越え
秋には体力回復して

頭の中で思い描いていたことを
一つずつ実行にうつしてみたいです。




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特別有名な観光の場所ではないけれど
実家に戻ったらかならず立ちよる
通路のような公園。


アジサイはまだお花も小さく
色づき始めたばかりでした。


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でもね、その姿も初々しくて可愛いのですよ...

 
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いつもと同じ銅像がいつもの場所に迎えてくれて落ち着きます。


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やはり住んでいないと
満開の見頃に来るのは難しいですね。



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だから観光地を訪れた時
お天気も良くてお花が満開というシチュエーションは
奇跡なのですよ。



☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚



今回はほんの数人
やや若手(ただし、全員還暦超えですが...笑)ばかりなので

いつものように和食ではなく
新しく(もないかな?)できた台湾料理のお店に行きました。



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わたしが大好きなレトロな雰囲気もある
素敵なお店です。



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店内はスタイリッシュですが
やや暗め...

老眼の人は足元注意です...



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蕾のような形の丸い壺?花器?がありますね。
存在感があってオーラを放っていて
すごく素敵でしょ?



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お店の方にお聞きしたら
別になんの支えもなくすくっと自立している壺だそうです。

しかもガラスです。


能登の作家さんの作品だそう...



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去年の一月
石川県に大きな地震がありましたが
その時もぐるんぐるんと大きく独楽のように回って
倒れたりしなかったそうです。


そのお話を聞いたら
この壺が
より一層不思議でしなやかな存在として
心に残りました。





後ろ姿の女性のお写真


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絶対美人だと思わせますね。

見る人それぞれの人の想像力を掻き立てます.





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お昼のコースにデザートをつけていただきました。

メインは好きなものを選べます。



前菜


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暗くてわたしのスマホではあまりおいしそうに撮れませんでしたが
どれも日本人の舌に合うようにお料理されています。



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ピータンはあまり好きではないのですが
美味しくいただきました。


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メインはエビの入った麺にしました。


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コクはありますが
サラッとした味わい



そして一番印象に残ったのはデザート^^


紫芋を使ったお汁粉?だったかな


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お茶もついてきます。

香りも味も良くて...


お急須にお湯を継ぎ足して
小さなおちょこのような茶器に何杯も
いただきました。


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お餅の中にトロリとした胡麻餡が入っているのですよ...



深い色のエディブルフラワーと紫と白の色合いで
違う世界のスイーツのように感じられます。


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あ~忘れられない
またすぐにでも食べたいです(笑)





スマホで店内の動画を撮ってみました。
全然うまく取れませんでしたが
練習して
もっと雰囲気が伝わる動画を
アップしてみたい気持ちが湧いてきます。






動画ってオバサンにはすごく難しいです。



☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚



帰りにお店の前のギャラリーに立ち寄って...


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電球を作る日本の職人さんが作った
吊り下げる小さな花器



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小さくて繊細


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この日を忘れたくなくて
まん丸のと極小のを二ついただきました。




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基本的に古くからあるお店が好きなのですが

古いものを上手に生かして
今と昔を融合を見せてくれる。


そんなお店に出会えると
古き良きものは
形を少しずつ変えながらも
永遠に続いてゆく気がして
嬉しくなります。





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コロナ下で延期し続けていた母の七回忌と
叔母の供養
そして若くして亡くなった従兄弟の供養をかねて
六月に一度実家に戻りました。



正直言って体調に全く自信が持てなかったのですが


三人とも命日が六月、七月に重なっている。

親戚が車を出してくれるというタイミング
そしてわたしの体調を考慮して
駅に近いホテルを押さえてくれて...


これが実家にお仏壇がある
最後の供養になるかもだし…


わたしがすっかり元気になっても
真夏だとしたら
皆が集まるのは難しいでしょうし...


そんなこんなで
この機会を逃すまいと
思い切って出かけました。



着いた日は雨

金沢らしい。


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 いつもは実家に直行ですが
今回は駅近のホテルへ...


実家に帰ったからと言って
すぐには休めません。


半年以上も空き家にしているわけですから
まずは窓を開けて空気を入れ替え
掃除機をかけたり、ちょっと拭き掃除したり
布団乾燥機で布団を乾燥させないと
寝ることもできないのです。



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親戚に車で送ってもらって
すぐにホテルでゴロんと横になり
ゆっくりと休んで…

すごく楽でした。



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窓からの眺めが良いとか
観光地まで歩いて行けるとかではありませんが

とにかく便利な場所のホテルなのです。



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今回は二泊ほどここに宿泊し
ごくわずかな数の親戚と顔を合わせて食事をし


最後の日に実家に立ち寄って
あれこれ点検し
帰ってきました。


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親戚への手土産も駅周辺で調達し

わたしも半分お客さん気分。

本当に身体はもとより気持ち的にも楽で
疲れは最小限でした。



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実家のある街に帰るといっても
こんな形もありなんじゃないのか?

だとしたら
実家、もう必要ないのでは…?



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そんなこんな
考えを巡らせました。


やはり空き家の管理は
大変なのです。


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まずは神社に立ち寄って
手土産の他に
妹には可愛いうさぎさんの幸せ守をプラス

わたしは病気をしたので
若返りたく(笑)常若守をいただきました。


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妹にお守りを渡しても
案の定ドライな反応(笑)

あの子らしいです。




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叔母の形見の品について妹と話したのですが

施設から引き取ってきた小さなダンボール箱が一つあったはず...


妹はそれを速攻丸ごと捨ててしまったそうで
叔母の形見は
わたしが実家の箪笥にしまってある
セーター一枚だけであることが判明しました。


これもまた妹らしいです(笑)


人間、いくつになっても
そうは変わりませんね。





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六月に入り、入梅間近です。


帯状疱疹後神経痛に悩まされていますが
天候が崩れる時は神経痛が悪くなるので
ますます梅雨が憂鬱です。



ツユクサが道の脇で
可愛い紫色のお花を咲かせている。

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帯状疱疹になってから
けっこうな日にちが経っているのに
なかなか元の生活に戻れないわたしに
お友達が電話で励ましてくれたのだけれど
その言葉に
ますます落ち込んでいました。


彼女曰く

葉加瀬太郎さんは帯状疱疹が顔に出られ
顔面神経麻痺を伴う大変な状況で





それでも音楽に集中して
コンサートツアーを成し遂げたのだから
あなたも前向きに頑張って…


「あ~~、そうねぇ…そうよね。
ありがとう。」


って答えたものの


心の中では
「わたし、葉加瀬太郎じゃねぇし…」
って呟いていた。


オーケストラも率いてない
根性のない一般庶民のおばさんなんですの、わたし。


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彼女が真剣にわたしを励まそうとすればするほど
落ち込んでゆく…


共通の友人であるRちゃんが亡くなった時も
彼女は立ち直りが早かったです。


早々にRちゃんの死を受け入れ
病魔から解放され自由になったRちゃんと
心の中で会話できる

と言っていて

自分に都合良く考えて
前向きに気分転換していくのが
上手なんですよね。


神経痛のお薬を増やすと痛みは良くなるのですが
お薬の副作用で昼間でもとにかくだるくて
眠気が襲ってきて
昼夜逆転してしまいがちになる
と、話をすれば

「昼、なるべく起きてなきゃ」

って言われてしまう…



「前向きは正義だ」の彼女と
ちょっと距離を持とうかしらん…(-_-)
もともと低い自己肯定感が
ますます低くなっちゃう…


帯状疱疹後神経痛を引きずってるわたしは
心身共に活動的な彼女に対して
僻みっぽくなってるの??


何がなんだかわからなくなってきたけれど(笑)
もはや自分は自分でしかないし…


わたしはわたしなりには少しずつ動いていて
お写真も撮り溜めているので
季節外れのものも含めて
徐々にアップしてゆけたら…
と思っている次第です。



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