父の命日でした。

七月はなぜか命日がたくさんあるのです。

思えばもう父が亡くなって随分時間が流れました。


実家は遠いのでお墓に行けないから
父の学生時代の姿をしたこけしさんを出してきて
飾りました。

_OI000279



庭のお花がもう何もなくて
下草のヤブランの花だけが咲いていたので
摘んできて生けました。

実家のヤブランも咲いているかな...



スッキリと涼し気ではありますが
寂しいな~

_20210723_080806


父は家庭の事を全く省みない人だったので
母とも当然仲が悪く

そんなこんなで
当然わたしも良い印象がなく

わたしの結婚式で父が涙していたのを見て
皆でビックリ( ゜o゜)ホ〜ッ
という感じだったのですが


アラカンになり
年を重ねてくると
父の様々なことを
「これって男の人として当たり前だ」
と信じていたのですが
いやいや
そうでもないんだな~って
わかってくいるのが
味わい深いです(笑)



_OI000283


父は大柄の方ではありませんでしたが
剣道と陸上で鍛え上げていたせいか

どんなに遅くまで飲んで帰ってきても
(午前様が日常)
次の日には朝6:00頃しゃきっと起きてきて
さっさと仕事に出かけてゆくのです。

それが人生においてず~っとでした。


ヘビースモーカーの酒豪で
ものすごく体に良くない生活を
貫いていましたが(笑)

倒れるまでは大病もせず
倒れてから長い闘病生活中も
外面人当たりの良いのは変わらず
看護師さんたちにも
「仏さんみたいに穏やかな方だ。」
って評判は良かったです。
それがますます母を苛立たせてましたけどね(笑)





主人と結婚して

これって
そうでもないんだな~

父って
すごい体力があって
体の愚痴をこぼさない
昭和一桁男だったんだな~
って知りました(笑)


長く生きれば生きるほど
色んな事がわかり
人の見方も変わってゆくのかもしれませんね。


それとも亡くなった人は
美しく見えてくるだけでしょうか...?




クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 主婦日記ブログ アラ還主婦へ