三月の都のにしきは
「尽きぬ名残り」
です。
ふんわりとしたタッチで
描かれている絵葉書ですが
どこか寂しさが
漂っていますね。
白い梅が咲き
うっすらと月が見えている
何時頃でしょうか…
この時代は、今と違って
メールもラインも新幹線も
ありませんからね。
昭和の時代だって
転校した友達とは
数回お手紙のやり取りをして
それっきり
ということが多かったです。
色んな通信の手段が
発達した今の時代は
関係性を切ることの方が
難しいのでしょうか?
顔を寄せ合う二人
水色の着物の方が
どこか遠くに行かれるのでしょう。
うなだれています…
甘酸っぱい梅の香りが
漂っているのかな…
香りは記憶の奥底に
残りますから
梅が咲くたびに
この日のことを
思い出すことでしょうね。
アラカンともなると(笑)
たくさん別れを経験してきましたが
お互い生きいれば
生きてさえいれば
本当の別れではないのだなぁ…
って感じます。
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