今日、関東地方は朝から秋晴れ
とっても気持ちの良い日です。


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今日はわたしの父方の祖父の命日で
母がず~っとず~っと前
本当にいつだったか忘れてしまうくらい前に
うちに送ってきたかなり大きな荷物の中に入っていたものの一つ

行李?こうり?っていうのかな?

(これです)


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表面は麻みたいな生地が貼り付けられていて

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中は柳?かな?
で編まれていて

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その中に入っている
祖父の形見の軍服を干すことにしました。


ちなみに送られてきてから今まで
一度も中を開けたことはありません。


こおりを開けるとき
主人は咳が止まりませんでした(笑)




いつか母が入れたのであろう
防虫剤

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白く変色してるやん(汗)





昨日、こおりから出して
「明日(今日)、ベランダに干そう~♪」
ってカーテンレールに吊るして寝たら

夢をみたんです。


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どんな夢かというと

知らない人たち...なのだけれど
でもどこかで会ったような気がする...そんな不思議な人達が10人くらい
きちんとした正装っぽい服装をして
四角くテーブルを並べ座って会食していっるんです。



そしてわたしも黒っぽいワンピースを着て
何人かの人達と一緒に
会食している人達の後ろを囲んで
立っているんですよ。


わたしの前の席がなぜか一席だけ空いていて
ぼんやりその席を眺めていたら
後ろから
「これはあなたの席です。座ってお料理を召し上がってください。」
って男の人の声がして
わたしの背中を少し押したんです。

それでわたしは
「え?良いんですか?」
って言って戸惑いながら座りました。

そしたらうやうやしくお皿が運ばれてきて
それは
澄んだ黄金色のスープの中に
お肉の塊とジャガイモが入ってるお料理でした。

で、一口食べて
美味しい~♪♪
ってなりました。
(なぜか、何となく味は覚えている^^)


それしか覚えていないのですが
(食い意地)
わたし良い夢ってほぼ見ないのですが

御馳走になるってことは
良い夢?なのかな?


もしかして
久々の虫干し
ご先祖様喜んでる?




それで、ご馳走にもなったので(笑)
今朝早くから、張り切って
秋の陽射しの中に
軍服やその他もろもろを干しました。



干してみて中を見て見ると
キルティングのようになっています。

とっても丁寧で凝った造り

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でも、カビて白くなっていたり
虫食いも多々あります。

すまん
ご先祖様。


未だに主人を鼻水タラタラ咳コンコンに追い込んだ
古〜い行李も
きっちり干しましたよ(笑)


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このブリキでできたお弁当箱のようなもの


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なんと帽子入れ。

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お陰で形は保たれています。



そしてこの筒


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ムムム....

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中から羽根が~~~( *´艸`)


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これを見た瞬間
突然思い出したのですが
いつだったか...小学校低学年の頃
この筒、見たことある。


妹とマジシャンごっこしてた記憶が....(;^ω^)




帽子に羽根を挿して
干しました。


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一枚羽根が抜けてしまった....

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でも、羽根ってすごい
って思った。

だってこんなに柔らかで繊細で
すぐに壊れてしまいそうななものなのに
何十年も色も形もほとんど変わらず残っているんだもの。







あとこれは初めて見る書簡類。


やっと形が残っている手帳


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お手紙

検閲が入っていますね。
時代を感じます。


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中は読んでいて胸が苦しくなって
途中で止めてしまった。

でも
いつかご紹介できるかな。



戦地から祖母に送った手紙。

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祖母は「きく」という名前でした。



前、祖父が菊の盆栽を作っていた記事があります。







この前久々に買った菊の鉢を玄関前に移動させて
前、靖国神社で小さな小さな苗木をいただいて
ずっと育てているものを二つ前に置きました。

「モッコク」と「マキ」という木です。


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これからこれらの遺品をどうするか
わたしが決めなければいけないんです。

もうわたしも還暦を過ぎましたしね。



どう考えても
息子たちが持ち続けていけるものではなく...



それにしても
戦争という歴史は二度と繰り返して欲しくない。

今、戦争している国にも
一日も早く平和が来て欲しい。


雲一つない青空
優しい秋の陽射しを浴びている祖父の遺品を見ながら
切に願いました。




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