少し前、仙台に行ってきました。
親類の家を訪ねることにしたのです。
交通費もかかるし
冬の仙台は寒いからなあ~
北国育ちのわたしは
寒い時、寒い所に行く人の気がしれないのです。
(スキーとかね、笑)
でも、考えた末、
やはり出かけることにしました。
わたしにしても
何かあればもう出向くことはできないし
「今なら、行ける」
って思ったんです。
新幹線に乗ったら
ちょっとした旅行気分にはなってきました。
お昼少し前に着いて
駅の食べ物屋さんが並ぶコーナーで
お昼ごはんを食す~♪
名物の牡蠣を使ったお料理
プリプリして美味しかったです。
もっと食べ物のことを調べて行けば良かったかもなぁ~
でも、わたし、一番の名物、牛タンは苦手なんだ〜。
仙台に来たのは二度目で
もう10年以上前に
主人と用事ついでに
少しだけ観光もしました。
その時も寒い時期だった気もします。
空気が澄んでいる街、という印象。
名所を散策しました。
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
今回は一人
交通の便を確認してきたはずなのに
実際はバスの乗り方もよくわからず
ウロウロ
何とかバスに乗り
20分ほどで目的の停留所につきました。
川が流れていて...
坂道を上る。
35年以上も前に
その家の一番年の近い親戚と
この坂を登った記憶があるのですが
おぼろな記憶です。
少し前を上る
大きな背中の後ろ姿
振り返って
「大丈夫?上れますか?」
と言われた笑顔を覚えているのですが...
もしかしたら違ったかもしれない....
一緒に行きたかったのに
結局、その時も
わたし一人だったかもしれなくて
もしかしたら
夢だったのかもしれない。
記憶って本当にあやふや。
坂を上り切って
グーグルマップに翻弄されながら
静かな住宅地をまたしてもウロウロ
見覚えのある白い塀
でもすっかり痛んでいて...
でもすっかり痛んでいて...
わりと広めの敷地に
平屋建で前庭が広い
とっても住みやすい造りのおうちです。
でも、
可愛い赤だと記憶していた屋根の色も
茶色っぽくくすんでいて
生垣のサザンカは
背がすごく高くなっていましたが
思いっきり刈り込まれて
全然お花が咲いていませんでした。
移動距離のわりに
挨拶だけとも言える
ごく短い滞在時間(笑)
でも
わたしの中での
心残り?というかなんというか...
そんな感じの
モヤモヤしたものは晴れました。
もう既に代替わりしていて
家は同じでも
空気感はすっかり変わっていた。
帰り道
見上げたら
ほんの一、二輪
サザンカが真赤なお花を咲かせていてくれました。
ほんの一輪だからこそ
しみるなぁ~~
他に特別予定もないので
後は帰るだけ。
普通の住宅地なので
木は見当たらないにも関わらず
わたしの大好きなどんぐりや松ぼっくりが
なぜかたくさん落ちていて
いくつか拾いながら
ぶらぶら坂道を下りました。
わたしは仙台には他にご縁がないので
もう多分
よっぽどのことが無い限り訪れることはないかな~
少なくとも、このおうちは
もう二度と来ることなんてないだろう...
なんて考えていた。
一番会いたかった年の近い親戚は
遠方で仕事をしているので
そこにはいなくて...
多分、もう、このまま
一生会えずに終わる可能性の方が高い。
あの時、ああすれば良かった。
ああ言えば良かった。
っていう後悔ばかりが込み上げてくる。
自分の未来や可能性って
もうほんの少しになっているんだなぁ
ってしみじみ感じた。
でも、いつか、いつか、
会えることがあったら
楽しい話をたくさんできると良いな。
そんな風に生きていかなきゃ。
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
駅の方に戻りながら
仙台の大きな商店街の通りを歩きました。
こけし屋さん発見👀
中はこけしさんで一杯(*'▽')
こけしの絵付け体験があったので
記念にトライしてみた。
↑これはお見本。
簡単そうですごく難しいのですよ。
特にこけしさんのお顔。
単純な線で描かれているのですが
バランスが本当に難しいのです。
わたしが作ったもの
↓
顔は失敗して変な顔すぎるので
後ろ姿だけ(笑)
後ろ側に
仙台名物七夕と
印象に残ったサザンカと木の実を描きました。
それにしても、下手すぎ。
己の技量を知る。
仙台もクリスマス仕様。
ひょうきんで可愛いサンタさん^^♪
商店街の中に
こんな神社もありました。
大崎八幡宮とか
有名な所にも行ってみたかったけれど
時間がなかったので
地元の人に愛されてる感満載の
ここにお参りできて良かったです。
短時間の仙台での滞在。
駅で買った「ひとくちずんだ餅」
お土産のつもりが我慢しきれなくなって
新幹線の中で食べ始めました。
ゆりえあるある。
美味しい( ^)o(^ )
ずんだ餅の素朴な美味しさは
寂しかったわたしの心を
救ってくれたのですよ(笑)
ほんと、忘れられない。
優しくてほっこりする甘さでした。
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