実家は庭らしい庭はないのですが
家の前と東側のほんの少しのスペースに木が植えてあります。
そこに植えられている椿です。
実家にずっとあった切り子の花瓶に挿してみました。
赤と白の混じった八重咲?牡丹咲かな?
葉も斑入りの華やかな椿です。
母が自分の実家から持ってきたもので
母の父親が大切に育てていたらしいです。
わたしはシンプルな椿が好きで、母に
「この椿何だか変わっていて、良いんだか悪いんだかわからないね。」
と言ったことがありました。
その時母は
「そんなことない。可愛い花だよ。」
とすごく不機嫌でした。
母の父親、わたしにとっておじいちゃんは
わたしが赤ちゃんの頃に亡くなってしまったのですが
真面目に働く花を愛する大人しい人だったらしいです。
母は真面目で家庭を大切にする自分の父親が好きだったんですね。
夫であるわたしの父は真面目とはいい難い
自分に正直すぎる人でしたから(笑)
母にとっては大切なお父さんの思い出の花だったんです。
この椿の名前を知りたくてインターネットで調べてみました。
でも椿ってすごく種類が多いんですね。似ているものもたくさんあって良くわかりませんでした。
「アケボノ」?「春日山」?
おじいちゃんの思い出は全く記憶にないのですが
初孫であるわたしを大切に抱いていた...と聞いただけで
わたしの事をずっと見守ってくれていると感じています。
この椿をわたしはずっと守っていけるでしょうか...
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