お菓子を駅で買ってまいりました。
昭和レトロなお菓子です。 
その名もズバリ「いも菓子」
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昭和の頃、実家に一緒に住んでいた(間借りっていうのかな?)お姉さんから、
ちょくちょくいただいたお菓子です。
今でも どこかに売っているのは
知っていたのですが、やっと買えました。
いただいた頃は箱入りのものだけでしたが
袋に入った5個入りの手軽なものもありました。

散らかり放題の自宅のリビングをなんとか片付け
ちゃぶ台をドンと置きました。
ずっと前、リサイクルショップで買ったものです。
リビングの一部に昭和レトロな空間ができましたよ。
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こたつにすると出られなくなってしまうので
こたつは何年も使ってません。
カーペットの下にこれまた20年選手のホットカーペットを敷きました。
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昭和の頃、わたしの実家では
母の小さなお店にもお針子さん修行として
田舎の方から出て来たお姉さんたちが来てくれました。
慣れて一人で独立して住むまでの間、代わる代わる一緒に住んでいたんです。
「3丁目の夕日」みたいですね。
けっこうあちこちであることでした。
わたしが小学校の低学年の頃まででしたけれどね。

お姉さんと言っても、中学を卒業してすぐの女の子たちだったので
今思えば本当に幼いです。
わたしは本当のお姉さんができたようで嬉しくて
いつもくっついていったり、漫画を見せてもらったりしてました。
邪魔だったでしょうね...きっと。

いも菓子は
何人かいたお姉さんの中で印象深かった
「みっこねえちゃん」
という目のパッチリした可愛いお姉さんが
田舎に戻った時、お土産に必ず買ってきてくれたお菓子なんです。
大好きでした。
懐かしい...
その頃からこんな風に大きなキャンディーみたいに
薄紙に包まれて上下ねじられていました。
全然変わってません。嬉しいです。
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変わらずにあり続ける、ということは
完成形ということなんでしょう。

 開けると本物のお芋のような形
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パカッて割るとホコホコした餡
ほのかにニッキの香りが
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さぁ、ちゃぶ台の上で食べましょう。
あの頃を思い出して...フフフ
素朴で懐かしいお味です。
みっこねえちゃんに再開できたような気がしましたよ ...

この説明書きも遠い昔
同じ文章を読んだ気がします...
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母が妹が中学を卒業する時、
しみじみ妹を見ながら
「みっこねえちゃん達はこんなに小さい時にうちに一人で来たんだね...。」
って涙していたのを覚えています。

大人でしたね。皆。

一家全員風邪をひいて寝込んだ時
みっこねえちゃんが一人元気で
お台所で野菜炒めを作ってくれた後ろ姿を思い出します。
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うちに間借りしているのは短い間で
それぞれ慣れたらアパートを借りて
その後、お嫁にいったり、転職したり、実家に戻ったり

昭和やなぁ...
忙しくて、窮屈で、親密で
そして皆、とっても我慢強かったなって
しみじみ感じましたよ。
お姉ちゃんたちの
控えめで秘めた強さを
忘れたくはありませんね。


★★★今日のクリスマス探し★★★
ホームセンターでポインセチアを買いました。
赤の斑入りです。
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多分新種だと思うのですが
なぜか懐かしい感じがします。
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クリスマス、お正月とたのしみたいと思います。

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