母のお寺へ : Detour

新年はいつ行けるかわからないので
母のお寺にお参りに行ってきました。

住職様の奥様が育てていらっしゃる薔薇が
ほんの数輪ですが立派に咲いています。
冬が暖かくなってきてるんですね

母の好きだった庭の椿を持ってきてあげれば良かったのに
忘れてしまいました...この頃こんなことが多すぎます。ﾅﾝﾀﾞｶﾅｧ...

わたしはお正月といっても主人の仕事等々で
実家に帰ってきたことはほとんどありません。
母は父が入院してからはお正月一人で過ごすことがほとんどでした。
淋しさはあったとは思いますが
母はお友達と初売りセールに行くのを楽しみにしていたりして
意外と気楽に過ごしていた気もします。
母はお客さんを家に呼ぶのは苦手でしたから。

昔は父の勤め先の人がお正月中麻雀をしながら泊まったりしているうえに
母自身の仕事もありで、大変でしたから
お正月の決まり事は
ずっと億劫だったと思います。

母のお店だった所に帰り道必ず寄ります。
見るたびに寂れていくみたいで...
いつ取り壊されても不思議はない感じです。

まだありましたﾎｯ

母が一生で一番長い時間を過ごした場所ですからﾈ。

いつもの公園を通り抜けて...
今日は母と行く約束をしていたホテルでランチを食べる予定です。
結局、約束は果たせませんでしたが、今日は一人で行くことにしましたよ。

本当なら妹と来て母の思い出を話したりするのが供養なのでしょうが
まぁ、ちょっと難しい状況ですね。

わたしの接し方次第という気もするのですが
自分の気持ちに無理はしないって決めたんです。
無理して丸く収めようと頑張ると
その時は一見うまくいったように思えるけれど
本当は違う...ってことがしみじみわかったんです。
徐々に関係は良くなっている気もしてるので
時間の流れにまかせることにしました。

椿がもうポトリと落ちています。